返信先: ぶっちゃけこのプロジェクトどう思う?

#186
999heads
キーマスター

運営のタノウエです。冷静で建設的な批判と感じました。ありがとうございます。
上から順に、ご質問に答えていきます。長いですよ。

「高くないと美味しくならないのか?」
まず現在ブルワリーの収益構造はとても悪いです。単体で考えて、やるべきではない商売です。これは東海道ビールの話ではなく業界の話です。現在の価格で美味しいビールありますよね。それは間違いないのですが、その美味しいビールを造っている方々も金銭的に楽にはなっていないと思っています。
美味しいビールを造れても、家族を作って子供に良い教育を受けさせることができないような業界だとしたら、将来的に衰退していくと私は感じています。

ブルワーもしくは経営者が金銭的な負担を継続してくれるならば、高くても美味しいビールは造り続けられる。というのが私の考えです。ただ、これについては業界の人間でも意見は割れるかもしれません。まだ業界の反応を集めていません。もう少しお待ちください。
ちなみに確実なのは、不味いビールはとても安く作れる(期間が短くて良いのが主な理由)という点と、それにより(少なくとも現在は)儲けられるという点です。

「ブルワーは特別な職業ではなく、料理人と変わらないただの技術職だと思います」「今回高くなる理由はなんですか?」
完全に同意します。料理人と変わらないただの技術職です。
では、技術の高い料理人はどういう生活をしていますか?一皿5000円の料理を作って豊かな生活をしていますよね。だからこそ若者は技術を磨き、高みを目指すのです。私はその当たり前の状況、つまり高い技術者には見返りが与えられるという状況が、ビール界では実現できていないと感じています。

今回高くなる理由、それは単純に丁寧さと技術の高さです。あえて長期熟成とか、原料を多く使うスタイルとか、特殊な製法とか、そういった高価格にできる技術以外の要因を避けて、最初のビールとしてピルスナーを選びました。
つまり技術にお金を払ってくださいという意志を込めています。
そのために様々な人に教えを請い、また東海道ビールまで来てもらい、文献を読み、それによってアンタークチサイトを造りました。それでも価格に見合う技術力でないと判断されるなら、私が批判を受け、代償を払うべきですね。

「すでに高価格であるクラフトビールがより高価格の流れが広がっていくのはクラフトビール飲酒人口低下にもつながりかねる」
たとえば飲食店であれば、400円の牛丼もあれば、4万円のレストランもあります。では4万円のレストランは、飲食業界を衰退させていますか?ビールすべてを値上げするというのでは業界の自殺行為でしょう。しかし価格に差をつけるというのは良いことだと考えております。

「これからの参加ブルワリーで確定しているところは?」
すいません、現在まだありません。

以上です。
異なる考え方はあるでしょうが、これらが私の考えです。追加の疑問があるならば、どんどん下さい。批判から始まる議論はとても助かります。

ちょっと最後に言っておきます。
東海道ビールが経営難だからこのプロジェクトを立ち上げたわけではありません。東海道ビールは上手くやってます。
それと私が金持ちになりたくてやってるわけでもありません。でも結果的にお金が動くので説得力ないですよね?実際サイトの立ち上げ費用や手間など全部自腹と言えば説得力出ますか?避けようがないですが、どうしてもそこで議論が曇ってしまいます。立場上一応言ってみましたが、口だけと思ってもらっても構いません。